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日当たりと野菜
野菜の生育に大切な太陽光
植物は根や葉で水や炭酸ガスを吸収し、葉緑体を媒体として
光合成がおこなわれ、有機化合物を作ります。
野菜の成長は、光の強さと長さに応じた光合成の働きによる
ものです。毎日の光の量は天候次第ですが、1年の内、夏が
1番光が強く、春、秋、冬の順に弱くなります。悪天候が続
くと光が不足し、炭酸同化作用は弱くなり軟弱な育ち方にな
ります。大半の野菜は光が強いほど良く育ちますが、野菜の
種類によっては日当たりが悪くても十分に育つものや、日陰
を好む野菜もあります。また、光の当たらない暗所で新芽な
どをのばしてモヤシのようにして収穫する野菜も有ります。
光の強さに応じ、作る時期や場所を選ぶことがだいじです。
日当たりを好む野菜
春から夏にかけ、または、夏から秋にかけて栽培する野菜の
殆どが、日当たりの良いところを好み強い日差しを好みます
日当たりを好む野菜には下の表のものがあります
●キュウリ ●ナス ●トマト ●ピーマン
●ニンジン ●ダイコン ●ゴボウ ●キャベツ
●ハクサイ ●トウモロコシ ●セロリー ●タマネギ
●サツマイモ ●カリフラワー ●豆類
日当たりが少々悪くても育つ野菜
日当たりは大事な要素ですが、それ以外の条件が生育に大き
く影響する野菜があります。これらの野菜は日当たりの良い
時期の夏よりも、春とか秋の方が良く育ちます。水分と温度
を重要な要素として秋から冬にかけて栽培するショウガなど
や、春に旬の野菜はこれに属します。
●サトイモ ●ショウガ ●ホウレンソウ ●レタス
●シュンギク ●ネギ ●アスパラガス ●パセリ
●サラダナ ●イチゴ
日陰を好む野菜
日陰を好む野菜は家の陰や木立の陰などでよく育ちます。
●ミツバ ●ミョウガ ●フキ ●ワラビ
●セリ
また、むろ等の暗所で育つウド、モヤシミョウガ、切りミツバ、
などの野菜もあります。
長日植物と短日植物
太陽の日の出から日没までの長さを日長といい、春分の日と
秋分の日は昼夜が同じになります。春分の日をさかえに日出
から日没までの時間が長くなり、秋分の日からは逆に短くな
ります。この十二時間前後の日長をさかえに、長い日長の時
に開花する植物を長日植物といいます。逆に秋分に日以降の
日長の短い時に開花する植物を、短日植物と呼びます。
その他に、日長の長短に影響されずに開花するものを中間性
植物といいます。
日長は開花だけでなく、野菜の成長にも関係があります。
例えば、タマネギの球の肥大の早さは日長に関係し、白タマ
ネギ、偏平な黄タマネギは早生で、日長の短い時期に肥り、
晩生の甲高タマネギは日が長くなる5〜6月頃に球が大きく
なります。
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