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野菜の育成管理
美味しい野菜を育てるには、日頃の管理が大事な作業になります。
管理と、言ってもさほど難しいものではありません。成育して行く
野菜たちに御自分の子供たちと同じ様にちょっと愛情を注いで
やれば良いのです。寒ければ布団を掛けてやるように、野菜にも
寒さ除けをしてやり、暑ければ、水を与えれば良いのです。
トンネルとホットキャップ
冬の時期に行なう作業で、寒さから作物を保護するために行ない
ます。種蒔きや苗を植えつけたうねに、竹ひごや針金でアーチ状
に立てその上にビニールやポリエチレンフィルムをトンネル状に
覆う方法を「トンネルマルチ」といい、一株毎にポリフィルム等
を被せるものをホットキャップといいます。
トンネルやホットキャップの端の部分は土をかぶせしっかりと押
さえつけておきます。
敷きわらとマルチング
敷きわらは稲わらや麦わらなど、梅雨の時期から9月の長雨の頃
に株元に敷いてやることで、土壌の水分の蒸散を防ぎ、土が固ま
らないようにする効果が有る。また、雨の時の土はねを防ぐので
作物の下葉に土が付かない利点があります。キュウリやナス等の
栽培では、夏の時期には、必ず敷きわらが施されます。
マルチングは、薄いポリエチレンフィルムをうねの表面に敷き詰
めることをいいます。マルチングの効果には@地温を上げる。A
地中の水分の蒸散を防ぐ。B土壌が硬く固まらない。C光の反射
の効果で虫が寄り付かない。D土跳ねが無いので、病気になりに
くい。E肥料の流失が少ない。などがあり、いろんな野菜の栽培
に使われています。
間引き・中耕・土寄せ
間引きは、作物の成長に伴い本葉が1、2枚から3、4枚と増え
大きくなって、だんだん混み合って来ます。この時、育ちの悪い
ものや病害虫の付いているものを取り去ってやり、株間を広くす
る作業のことを言います。間引きは2〜3回行い、最終的に株間
を整えます。
中耕は、作物の成長に伴い、株の周りの土を軽くたがやすことで
土中に酸素を含ませたり、追肥を土に混ぜ合わせることで、成育
を促すための作業です。
土寄せは、あらかじめ用意した土か、通路の土を株元にかける作
業で、間引きや追肥をした後とか、台風の前や雨の降った後に行
い、根のはりを促し、水はけを良くし株の安定を良くします。
草取り
雑草が多くなり、野菜の成育が悪くならないように、常に除草を
する必要があります。手で摘み取るか、中耕すると雑草の芽が出
ない効果も有ります。マルチングや敷きわらも雑草の発芽を抑制
する効果もあり、手で摘み取った後、マルチや敷きわらをすると
良いです。
整枝と摘芯
栽培する野菜に適した形にするために、枝やツルを切り揃えたり
切り取って形を整えることを、整枝といいます。また、余分な芽
を取り除くことを、摘芯といいます。
畑の広さや野菜の種類、栽培の方法などで、整枝や摘芯の仕方が
変わってきます。主枝は何本にするか、側枝は出すのか、芽は摘
むか、などが決まってきます。
一般的には、成育の初期には強い整枝を行い、成育の後半には弱
い整枝を行ないます。
支柱立て・誘引
ツル状のキュウリやツルアリインゲンなどやトマト等は草丈が長
くなる野菜やナスやピーマンなど、風の影響を受けやすい野菜は
竹やプラスチック製の支柱を立てて縛り固定します。支柱の立て
方には、上部で交差させる合掌式と真直ぐ立てる直立式が有り、
合掌式は風に強く真夏には、土が乾きにくい利点がある反面、風
の通りが悪くなる欠点もあります。直立式は、日当たりが良いが
風に弱い、などの長所と短所がそれぞれにあります。また、網を
使った、網支柱という方法もあります。
これらの支柱にツル性の野菜の主枝や側枝を、決めた方向に縛り
日当たりや風通しを良くしたり、手入れをしやすくする為に行な
う作業を誘引と言います
剪定
作物の成長に伴い葉や枝が混み合って来ます。余分な枝を切取る
作業を、「剪定」といいます。また、ナスのように主枝や側枝の
元に出てくる若い芽を伸ばすために枝を切る「更新剪定」という
枝の若返りをさせるための剪定です。
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